2月3日は節分であるが、この日には恵方に向かって海苔巻き寿司をかぶりつく習慣がある。しかし、この頃は売れ行きが悪いのか、「コンビにでは従業員にノルマが課せられる」、「売れ残りによる大量廃棄」などの問題が噴出している。
恵方巻き・・・大量廃棄を避けるには?
売れ残った恵方巻きは?

【出典;朝日新聞DIGITAL】
500リットル入りの容器には恵方巻きやご飯、キュウリなどがギッシリ。破砕機に流れ落ち、のみ込まれる。
3日午後、神奈川県相模原市の「日本フードエコロジーセンター」には恵方巻きや、そのためとみられる具材が大量に運び込まれていた。
普段のご飯ものと比べて2倍ほどの量。例年、節分の頃には恵方巻き関連の食材が増えるという。
ここで処理され、豚の飼料となる。
高橋巧一社長によると、こうした廃棄食品は店頭に並ぶことすらなく、食品工場から直送されていることが多い。
コンビニなどは販売傾向などを考慮して発注しているが、「不足しないよう、工場側は多めに作る必要があり、大量に余ってしまうようだ」という。
【引用元;朝日新聞DIGITAL】
普段の倍くらいの量が持ち込まれ、豚のえさとして加工されていく。
しかし、加工できる量も限られており、加工できない場合にはそのまま投棄になってしまうだろう。
毎年2月3日には大量の恵方巻きの産業廃棄物が出ている。
一方で『ノルマ』の問題も・・・

【出典;くら寿司】
今年もツイートで恵方巻きのノルマの本数とともにコンビに名を明かすものが幾つかあった。
売れなかったら買取と強要されているような書き込みも。
しかし現実はというと、ノルマ自体はなくなっているとコンビ二の親会社は言っている。
今から5年前には3日で100本売れと言うノルマもあったが、その後ノルマについて騒がれるようになり、完全な形で強要できなくなってきているそうだ。
しかし、各店コンビニの上のほうから目標を出すように言われているらしく、店長は従業員についノルマらしいことを言っている場合が多いとか。
まとめ
恵方巻きって必要か?と言えば、お寿司の関係者にとっては必要!!と言われると思う。
1年のうちで最も稼ぎ時なんて思っているかもしれない。
以前スーパーで売っているお寿司の加工会社にいた際、2月2日は大忙しで、早朝から準備をしていた。
そして次の日に販売する恵方巻きは前日の午後7時くらいから仕事に取り掛かっていた。
お正月とお盆が今まで稼ぎ時だったのが、節分の日も加わった。
恵方巻きのなかに入っている、キュウリの農家、桜デンブ、厚焼き玉子、干瓢煮、海苔の会社、そして何故かイナリ寿司まで一緒につけて売りましょうとなると油揚げの会社までが活気づく。
だからその関係の方は、恵方巻きはなくならないで欲しいと思っている。
しかし、作りすぎは禁物。
このように大量の食品が捨てられているのを見ると胸が痛む。
どうか恵方巻きですが、作り過ぎないようにしてくれませんか?
作り過ぎないようにするには?
恵方巻きを処分する場合、処分費用を取るようにする、しかもいつもより倍の費用。
そうすれば作りすぎず、食品を無駄にせずに済むのではないか?と思うかいかがなもんか?