ゴミだらけのバリ島の海。バリだけじゃなかった!広がる海洋汚染

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今回、バリ島の海でダイバーが撮影した動画が100万回以上再生されるなど、海のプラスチックの汚染が話題になっています。

一見、バリ島は南洋の宝石のような島ですが、海の中はなんとゴミだらけ・・・

魚よりゴミのほうが多いのでは?と言うくらい汚染が進んでいる。

しかし、実際は世界にはゴミだらけの海や川が存在するのはご存知でしょうか?

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【出典;AFP

【3月11日 AFP】インドネシアのバリ(Bali)には、ヤシの木で彩られた景色や豊かな海洋生物目当てに何百万人もの観光客が訪れるが、その一方で澄み切った海の下には危うさが潜んでいる──それは膨大な量のプラスチックごみだ。

 英国人ダイバーのリッチ・ホーナー(Rich Horner)氏が3日に撮影した水中映像には、バリ島そばの有名なダイビングスポットで、プラスチックなどのごみがあふれる海の様子が収められ、この「楽園」が抱える問題を如実に映し出した。

 ホーナー氏はフェイスブック(Facebook)に、バリ島から約40キロに位置するマンタポイント(Manta Point)で撮影した動画を投稿。この動画は既に100万回以上再生されている。

「海流は私たちに素晴らしい贈り物を届けてくれた。クラゲやプランクトン、葉や枝…ああ、それに幾つかのプラスチックもある」としていたホーナー氏だが、動画にはその後、ボトルやカップ、ストローを含むものすごい量のごみの中を泳ぐダイバーの姿が映り、「ポリ袋、さらにポリ袋、プラスチック、プラスチック、こんなにも多くのプラスチックがある!」と続けた。

 事態の深刻化を受けて、バリの当局者らは昨年、ジンバラン(Jimbaran)やクタ(Kuta)、スミニャック(Seminyak)といった人気のビーチを含む6キロにわたる沿岸一帯に「ごみ緊急事態」を宣言した。

 1万7000以上の島々から構成されるインドネシアは、中国に次ぐ世界第2位の海洋ごみ排出国で、毎年排出されるごみは129万トンという膨大な量に達すると推算されている。

【引用元;AFP】

動画では、ゴミが漂う海水の中、ダイバーが進んでいきます。

途中、持っている棒にゴミが絡まったり、ダイバーの上をゴミで出来たカーペットのような塊が漂っているのが見えます。

インドネシアは、ダイバーに人気のあるスポットなんですが、世界中から訪れているダイバーたちは本当にこんなところ潜っているのでしょうか?

一番、ゴミだらけのところを潜っているとしか思えませんが・・・

世界で一番汚染が進んでいるのは中国

それでは世界で一番汚染が進んでいるところはどこでしょうか?

世界では1年間に約2億7500万トンのプラスチックごみが廃棄されています。

プラスチックゴミの中でも、スーパーのレジ袋、ペットボトル、そしてストローなどが海に捨てられています。

世界でもっともプラスチックのゴミを排出した国は中国で年間132から1270万トンが海に捨てられ、この数字は全世界で捨てられるプラスチックのゴミの28%にも上ります。

2位はインドネシア、そして3位はフィリピン、4位はベトナム、そして5位はスリランカと続きます。

すべてがアジアで人口が多い割にはリサイクルや焼却、埋め立てやゴミの処分方法がいい加減の国でした。

その結果、これらの国・地域では10年の1年間に約2億7500万トンのプラスチックごみが廃棄され、このうち480万~1270万トンのボトル、袋、ストローなどのごみが海に捨てられたと推計した。最も多かった中国は年間132万~353万トン、2位はインドネシアで48万~129万トン(世界合計の約10%)、3位はフィリピンで28万~75万トン(約6%)、4位はベトナムで28万~73万トン(約6%)、5位はスリランカで24万~64万トン(約5%)でした。

ちなみに日本は30位で世界の0.6%の排出量です。

しかし、プラスチックゴミの汚染は世界の各地に広がりをみせ、北極圏でさえ氷の中からスーパーのレジ袋が見つかったと言う報告もありました。

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プラスチックは人体にどのようにとりこまれるのか?

海を漂い、細かくなったマイクロプラスチックと呼ばれるプラスチックの5mm以下の破片は、海の生物が体に取り込み、そして食物連鎖により、最終的には人体に取り込むことになります。

マイクロプラスチックは油に溶けやすい有害物質を吸着する働きがあり、どんどん有害物質を取り込み濃縮していきますので体に害を受けないわけはありません。

しかもマイクロプラスチックは、体の外には排出されることはなく、どんどん蓄積されると言います。

『内臓を食べなければ平気』なんて思っていませんか?

NHKの調査では海鳥を解体したところなんと脂肪の中からマイクロプラスチックが排出されています。

どのような影響をもたらすのか?

マイクロプラスチックは説明したとおり、海の有害物質をどんどんと吸着し、濃縮していきます。それをプランクトンが食べ、そして小型の魚、そしてその魚の捕食者・・・とどんどん魚の体の中で濃縮されていき、最終的には人間がそれを体に取り込みます。

その頃にはかなりの有害物質の量になっていると思います。

ちなみにその有害物質とは、農薬やPCB、石油といった発がん物質などです。

プラスチックを使わない生活

現在海外ではプラスチックを使わない取り組みが行われるようになりつつあります。

例えばアメリカでは、スクラブ洗顔に使われていた、粒ですがコーヒーの豆を使ったり、ジャムやソースの入れ物をガラスや陶器にしたりする取り組みが行われています。

日本でもマイボトルを持ち歩こうという傾向ですね。

世界で5位の排出国のスリランカでもスーパーのレジ袋を廃止しようと言う動きも出てきています。

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まとめ

日本でも現在わずかながらもプラスチックの排出が行われています。

日本は30位だから大丈夫ではなく、更に減らす努力をして見ませんか?

たとえばプラスチックの使用を減らした企業に助成金を出すとか、オリンピックが近いということで、オリンピックの大会には、なるべくプラスチックを使わないなど運動が起きてくることによって国民一人ひとりにも『プラスチックを減らそう』と言う自覚が出てくるのではないでしょうか?

そしてこのようないいことは、オリンピックを通してどんどんと海外に伝染していくといいですね。